ウェブとブログでお知らせをしたEVO FIT、直後に申し込みがあり、正直びっくりしました。
さて、今回のクライアントさんは、悩むよりはまず意見を聞きたいといったEVO FITへのアプローチで、今現在問題はないのだけれど、フォームがしっくりいかないといった相談でした。
クライアントさんのバイクはGIANT TCR。一目みて、常に乗っているなと分かる体つきをしていました。体の悩みもポジションの話はなくまず、ローラーで回してもらいました。右利き踏み出し、右利き賭けだしの左送りの状態でした。 意味わかりますか? 説明はまたこちらに来ていただいた方だけに。
手放しで乗ってもらいました。バランス乗りもしてもらいました。しかし自転車に乗れていないのです。体が自転車にあわせているのです。
結果かなりスプリンターとしての体系ですが、体に違和感と腰のつかれがひどいことを指摘しました。
本人も覚えある事実に納得したうえで、ぼくがもっているbike grid mapで自転車を固定。
フレームを調べるとシートチューブは問題ないが、トップが足りない。
僕のなかではステム100mmを基本のプラマイ10mmと考えているのですが、フレームとのかねあいでどうしても120mmが必要となりました。ハンドルとブラケットの関係をつかって調整もしたかったのですが、パーツ予算を考えると今はステムだけで逃げる方法をとりました。
シート高もさらに5mmカット。
左送りの足のクリート調整もシューズの中敷はずして微調整。
そこから20分ほどローラーでまわしてもらい、最終調整をだします。正味3時間で仕上がりました。
ここから稲沢までの帰路なので、ちょうどポジションの再確認と調整後の様子がわかる距離でした。
これから2週間、こちらにその後の様子をつたえてもらい、問題なければ完了となります。
完全一対一で行います。よって個人差の部分まできっちり調整しています。
TCRの主です。
返信削除筋肉痛が治まりました。
今まで使えなかった筋肉を使ったために起きた筋肉痛だったようで、週末のレースにはなかなか良い状態で望めそうです。
これでレース中に上半身に問題が無ければ、なかなか楽しめそうな気がします。
細かなインプレはまた後日送りますね。
またお会いしましょう。